いしのまきカフェ「  」 って?


いしのまきカフェ「かぎかっこ」と読みます。

お店の名前、コンセプト、ロゴ、メニュー、空間デザインなど、すべてをゼロから地元の高校生でつくってきました。商品開発部、空間部、広報部、それらをまとめる生徒会の計4チームに分かれ、それぞれの得意分野を活かしながら活動しています。カフェの活動は営業だけでなく、ワークショップ、交流会、研修や出店などのイベントがあり、カフェづくりはこれからもずっと続きます。

 


カフェを通して、伝えたいこと。


「石巻を元気にしたい!」

 

石巻の代表的な魅力は、豊かな自然とそこから生まれたおいしい食材です。そこで、それらを活かした地産地消のメニューや、それにともなった空間やイベントづくりを通して、このまちを明るく元気にしていきたいと考えました。また、ここに訪れることで、来てくれた人みんなが“笑顔”になり、この場所がみなさんの“幸せ”になるきっかけになれたら、と思っています。

 


「人とのつながり」

 

カフェのメニューは地元のものにこだわっていますが、そこにいる人とつながることも大切にしています。地元の水産企業さんといっしょに商品開発をしたり、農家さんにお米の話を聞きにいったり。お客さんとの距離が近く、表情が見えるキッチンや、コミュニケーションが生まれやすいあたたかみのあるカフェスペースなど、工夫がいっぱい詰まっています。

 


「名前とロゴのひみつ」

 

店名も「  」と空いているところからスタートしたカフェづくり。何でも入る可能性や個性、原点のワクワクを大切にしたいから、店名は「  」のままになりました。また、お店のロゴは、指でかぎかっこの形をつくったもの。どちらも手の甲側になっているのは“みんなでつくるもの”“つながり”を表しています。どういうことかは、ぜひ、実際にポーズをしてみて下さい。きっとひとりではできないハズ。

 


「もちろん、高校生らしく!」

 

最後に、私たち高校生がらしくあり続けることも大切にしています。例えば、家具はイギリスのスクールチェアをリメイクしたものを使ったり、入り口やメニュー看板に黒板を使っています。空間だけでなく、何かを生み出すときには枠にとらわれず、自由にアイデアをふくらませます。そして、どんなことでも挑戦し続ける気持ちを大切にしています。